東京都 目黒日本大学中学校・高等学校(現:日出中学校・高等学校)

導入製品

巻上げぺたり2wayスクリーン

設置時期:2016年12月・2017年8月

 

 

 

スクリーンの常設で、ICT機器の活用率アップ 【後編】

※前編はこちら よりご覧いただけます。

 

目黒日本大学中学校・高等学校(現:日出中学校・高等学校)
総務課 課長補佐 伊藤 裕 様に、スクリーン常設後のICT機器活用について、取材させていただきました。

 

Q:授業以外でのICT活用について教えてください。

①入学試験で活用
今年の入学試験では、職員室の端末から、試験会場となる各教室に「試験案内」を映写した。
保護者の控え室にも、試験会場と同じ映写を行ったため、保護者からも好評だった。
初めての試みだったので、事前に問題がないかの検証を行ったが問題が無く、当日も上手くいった注)全ての教室にLAN環境を整備していたため、以上の試みが実現できた。

⇒変化
◎「試験場の注意、開始・終了時刻、トイレの位置」などは、毎年大きな模造紙を黒板に貼り付けるか、試験監督が黒板に書いていたが、そういったことが不要になり、ペーパーレス化できた。 ◎試験情報の修正も簡単に行え、試験の準備が大変ラクになった。
◎次年度使う場合にも、データを更新するだけであり、手間が掛からない。
◎授業外での電子黒板の活用も広がった。

 

②文化祭で活用
PCのソフトやスマートフォンのアプリで動画を製作し、クラスの出し物として映画館をイメージして上映する。

⇒変化
◎設備の整った視聴覚室などにわざわざ行かなくても、各教室でそういった取り組みが実現
できるようになった。
◎電子黒板は先生が使うだけではなく、生徒にも活用されるようになった。

 

③部活で活用!
許可を取れば生徒も電子黒板を使用しても良いことになっている。部活の試合を撮影し、教室で大写しにして、生徒で振り返りをすることもある。

 

Q:困ったことはありましたか?

授業中の突然のトラブル。
導入後初期は、隣のクラスの先生に助けを求めたりして、横のつながりで対応していた。トラブルの内容は、
①プロジェクターのインターフェースの主電源を入れておらず点かない②ペンの電池切れなど。トラブルは、使っているからこそ起きると(前向きに)解釈している。
外部からのICT支援員などはいない。学校全体でICT活用を進めている。

⇒変化
◎導入後の一時期は多かったが、電子黒板を使える先生が増えたため、今ではトラブル時に呼ばれることも減った。

 

Q:電子黒板を導入してみてのご感想をお聞かせください。

今はICT機器導入への助成金が出ており、どの学校も整備をすることができる。
そこで、電子黒板を導入するだけではなく、それを「どのように」・「おもしろく」利用していくか、ということが他校との差別化に繋がる。日々使っているからこそ発展できる。
ICTで何かできないか?と校内へ投げかけ、いろんなアイデアが生まれてくる。

 

Q:導入を検討されている学校様へのメッセージをお願いします。

電子黒板は、思ったほど難しくない。意外に単純でシンプル。深く考え過ぎないで、まずはお試しで数教室導入してみては。
少しずつ整備すれば、その学校に合ったベストな組み合わせになる。わからないからこそ、少しずつ。一気に導入することもできるが、あえて3分の1ずつ、階段をのぼるように整備したことが生きた。

 

 

前編はこちら よりご覧いただけます。

 

社内担当:東京支店(個1039 / 受214943、219650)

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