舞台設備

舞台設備

人々がコミュニケーションの場として利用している舞台(ステージ)は、学校(体育館)・コミュニティーセンター等で欠かすことのできない設備です。
アオイでは、“光と幕がおりなす空間を演出”をコンセプトとしてサポートさせて頂きます。

  

 

舞台吊物設備配置例

 

名称 方式 設備仕様
1:一文字幕 固定吊式 釘打固定、パイプ吊
2:袖幕 固定吊式 釘打固定、パイプ吊
3:緞帳 三枚折上式 電動式、手動ウインチ式
4:照明バトン 昇降式 電動式、手動ウインチ式
5:カスミ幕 固定吊式 パイプ吊
6:サイド幕 固定吊式 パイプ吊
7:中引幕 引分式(レール) 電動式、ロープ引式
8:映写スクリーン 巻取昇降式 電動式、ウインチ式、ロープ巻取式
9:美術バトン 昇降式 電動式、ウインチ式、ロープ式(簡易型)
10:バック幕(後幕) 引分式 電動式、ロープ引式
11:ホリゾント幕 固定吊式 パイプ吊

 

 

舞台吊物の名称及び配置と用途

 

吊物装置の名称

一文字幕(水引幕) 舞台額縁裏の上部から吊り下げられた横長の装飾布で、一般的には袖 幕と同一同色にする。又、裏地を着け裾に縄フレンジを取付。場合 によってはマーク刺繍を入れる事もある。
袖幕(源氏幕) 一文字幕の後ろで額縁の両脇に位置する。舞台の奥行きによっては何 列も設けられることも多く、又、裏地を着け裾に縄フレンジを取付。 場合によっては文字刺繍を入れる事もある。
緞帳(どんちょう) 本緞帳
舞台前列に位置し、舞台と客席を仕切る幕を言い、最も豪華な布地で使用される。
絞り緞帳
本緞帳に準じた幕で、主に音楽会、オペラ等洋風な催し物の際に使用する。定形絞り、変形絞り、蝶開き(オペラカーテン)等がある。
引割緞帳
ステージの天井が低い場合に使用される。
中幕(割幕) 舞台奥行き方向の中央あたりに吊り下げる幕で、講演会等のように舞 台奥行きが浅い時や、舞台奥半分は準備しながら前半分で芝居をする 時等に使用します。左右開きの構造になる。
カスミ幕(一文字幕) 舞台上部の視界を遮ると共に奥行きに立体感を増す。
サイド幕(脇幕) 舞台両脇の視界を遮ると共に奥行きに立体感を増す。
後幕(バック幕) 舞台奥に設ける引割幕で、式典や講演会に使用されます。
ホリゾント幕 舞台最後方に設ける幕で、ホリゾントライトと組み合わせて色彩を出 し、舞台効果を出す。シワがなく平滑であることが条件となる。
バトン(美術バトン) 電動又は、手動昇降装置として吊り下げる物が照明器具の場合は照明バ トンと称し、議題や旗、背景幕等を吊り下げる物を美術バトンと云う。
映写スクリーン 昇降式の物は舞台のほぼ中央に、固定張込式の場合は後壁面に取り付け られる。

 

その他の幕、装置

暗転幕 緞帳の後ろに上部から吊り下げ、芝居の一区切り、時間の経過を示す 暗転に使用する。
定式幕(歌舞伎幕) 歌舞伎の上演に欠くことのできない幕。由緒ある3色(黒、柿、萌色)に 染め分けられ、手引きによって上手より下手に開閉される。
背景幕 幕に山、波、雲等の背景になる絵が描かれており、美術バトンに併設し 使用。
大黒幕 舞台後方に位置し歌舞伎、バレエ等の奥行きを多く必要とする催し物の バックとなる。
迫り上舞台 舞台床の一部を可動昇降にした物で中には回転盆を併設する事がある。

 

 

舞台設備参考図

No. 名称 方式
1 シーリングライト 電動昇降 ワイヤー巻取式
2 緞帳 電動昇降 ドラム巻取式
3 前幕 電動開閉 ワイヤー巻取式
4 カスミ幕(1) 固定 パイプ吊
5 ボーダーライト(1)(2) 手動昇降 ウインチ巻取式
6 カスミ幕(2) 固定 パイプ吊
7 カスミ幕(3) 固定 パイプ吊
8 美術バトン(1)(2) 手動昇降 ウインチ巻取式
9 中幕 電動開閉 ワイヤー巻取式
10 スクリーン 電動昇降 下巻取式
11 ボーダーライト(3) 手動昇降 ウインチ巻取式
12 後幕 手動開閉 ロープ式
13 ホリゾント幕 固定 パイプ吊
14 脇幕(1) 固定 パイプ吊
15 脇幕(2) 固定 パイプ吊
16 脇幕(3) 固定 パイプ吊
17 脇幕(4)(5) 固定 パイプ吊
18 ビデオプロジェクター 電動昇降 台型ネジ駆動
19 暗幕 電動開閉 ワイヤー巻取式